公園でシロツメクサを見つけたとき、「どうやって花冠を作るの?」「四つ葉ってどこにあるの?」と思ったことはありませんか?
この記事では、花冠・ブレスレット・指輪・葉笛など7種類の遊び方を手順付きで徹底解説します。道具も費用も一切かからず、春〜夏の公園でいつでも楽しめます。子どもと一緒にとっておきの思い出をつくりましょう。
シロツメクサとは?遊ぶ前に知っておきたい基礎知識
シロツメクサ(白詰草)は、マメ科の多年草です。卵型の小葉が3枚集まった「三つ葉」が特徴で、まれに4枚の葉(四つ葉)が見つかります。北海道から沖縄まで全国の公園・河川敷・道端に自生しており、春〜夏にかけて白い丸い花を咲かせます。
名前の由来は江戸時代にさかのぼります。1846年(弘化3年)、オランダから日本にガラス製品が輸入された際、箱の緩衝材として詰められていた乾燥花がシロツメクサでした。「詰め草」→「白詰草(シロツメクサ)」という名前が生まれました。
基本データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開花時期 | 4月〜8月(春〜初夏がピーク) |
| 生育場所 | 公園・河川敷・道端・芝生 |
| 分布 | 北海道〜沖縄(全国) |
| 仲間 | ムラサキツメクサ(ピンク色)も同様に遊べる |
葉の枚数と花言葉
| 葉の枚数 | 花言葉 |
|---|---|
| 三つ葉 | 愛・希望・信頼 |
| 四つ葉 | 幸運・私のものになって |
| 五つ葉 | 財運 |
| 七つ葉 | 無限の幸福 |
遊びを始める前に:摘み方のコツ
すべての遊びに共通する大切なポイントが「茎の長さ」です。茎が短いと編みにくく、すぐバラバラになってしまいます。根元からできるだけ長く摘むことを意識してください。
良い花の選び方
- 茎が長い(10cm以上が理想)
- 花の下の方が茶色く変色していない
- 開ききった新鮮な花
- 太すぎず細すぎない茎
なお、犬の散歩コースになっている芝生は衛生面で注意が必要です。公園の清潔なエリアを選んで遊びましょう。
遊び方①:花冠(かんむり)の作り方
花冠は20〜30本のシロツメクサがあれば、10〜15分で完成します。シロツメクサ遊びの定番中の定番です。
用意するもの
- シロツメクサの花:20〜30本(頭のサイズに合わせて調整)
手順
STEP 1:最初の2本をクロスさせる シロツメクサを2本用意し、垂直に十字に重ねます。縦に置いたほうが「芯」になります。
STEP 2:横の茎を巻きつける 横に置いたシロツメクサの茎を、縦の芯にぐるっと巻きつけ、茎が上にくるようにします。巻いた茎を芯に加えて「芯を2本」にします。茎が折れてしまう場合は、少し時間をおいてから編むか、より細い茎のものを使うと編みやすくなります。
STEP 3:3本目を加える 芯2本に対して交差するように3本目を置き、同じようにぐるっと巻いて芯に加えます。
STEP 4:繰り返す STEP 3の繰り返しです。好みの長さになるまでシロツメクサを足しながら編み続けます。最初の3〜5個は少し間隔をあけて編むと、最後に輪にするときに閉じやすくなります。
STEP 5:輪にして完成 好みの長さになったら、編みはじめと最後の茎を重ねて輪にし、シロツメクサの茎で巻いて固定します。余った茎は輪の中に入れ込むか、ハサミでカットして完成です。
サイズ目安
| 用途 | 目安の本数 |
|---|---|
| 子どもの花冠 | 20〜25本 |
| 大人の花冠 | 30〜35本 |
| ブレスレット | 10〜15本 |
| 指輪 | 5〜8本 |
遊び方②:ブレスレット・指輪
花冠とまったく同じ編み方で、長さを変えるだけで腕輪・指輪に応用できます。短く編めばブレスレット、さらに短くすれば指輪の完成です。
タンポポやムラサキツメクサ(ピンク色)を途中に交ぜると、カラフルでかわいい仕上がりになります。ただしタンポポはシロツメクサより鮮度が落ちやすいので、早めに飾るようにしましょう。
遊び方③:時計(腕時計タイプ)
茎の長い三つ葉の葉っぱと花をそれぞれ1本ずつ用意します。
- 三つ葉の葉を重ねて、爪の先で真ん中に穴を開ける
- 穴に花の茎を通す
- 腕に付ければ「腕時計」、指にはめれば「指輪」の完成
葉っぱに穴を開ける作業は小さなお子さんには少し難しいですが、何度でも挑戦させてあげてください。「何時かな?」と声をかけると遊びが広がります。
遊び方④:四つ葉のクローバー探し
四つ葉のクローバーは、シロツメクサが成長の過程で葉の分裂がうまくいかなかったものです。探し方にはコツがあります。
見つかりやすい場所
- よく踏まれる場所の周辺(踏まれることで葉の分裂が促される)
- 群生地の端っこ(密生している場所より外側)
- 一度見つかった場所(遺伝的に四つ葉が出やすい株がある)
見つけたら本の間に挟んで押し花にすると長く楽しめます。しおり(栞)にするのもおすすめです。
遊び方⑤:葉笛
葉っぱを口に当てて息を吹き込むと音が出る遊びです。草花遊びの中でも少し難易度が高く、できたときの達成感が大きいのが魅力です。
- やや大きめのシロツメクサの葉(または他の植物の葉)を1枚選ぶ
- 葉を両親指の間に垂直に挟む
- 親指の付け根に隙間を作り、そこから強く息を吹き込む
- 「ぴー!」と音が出れば成功
葉の張り具合と息の強さの加減が難しいポイントです。大人でも初めは難しいので、お子さんと一緒に「誰が先に音を出せるか」を競争してみましょう。
遊び方⑥:押し花・しおり作り
外遊びの思い出を手元に残せる遊びです。使い終わった花や、見つけた四つ葉もここで活用できます。
- 摘んだシロツメクサの花・葉を、形を整えて並べる
- キッチンペーパーや新聞紙に挟む
- 厚い本(辞書など)の間に入れ、重しをのせる
- 1〜2週間待てば完成
- ラミネートフィルムに挟んでしおりにしたり、ノートに貼って飾ったりできる
遊び方⑦:シロツメクサ集めゲーム
「何本集められるか」を競うだけで、小さな子どもでも夢中になれる遊びです。道具も準備も不要で、どんな年齢でも楽しめます。
「白い花を何本集められるかな?」と声をかけて競争するだけでOKです。集めた後は花冠やブレスレット作りに発展させると、遊びがさらに広がります。色の識別や数の学習にも自然につなげることができます。
年齢別・おすすめの遊び方
| 年齢 | おすすめの遊び | 難易度 |
|---|---|---|
| 2〜3歳 | シロツメクサ集めゲーム | ★☆☆☆ |
| 4〜5歳 | 四つ葉探し・押し花 | ★★☆☆ |
| 6歳〜小学生 | 指輪・ブレスレット作り | ★★★☆ |
| 小学生以上 | 花冠・ネックレス・葉笛 | ★★★★ |
| 大人 | 花冠(子どもにプレゼント)・葉笛 | ★★★☆ |
よくある質問(FAQ)
Q. シロツメクサはいつ頃がシーズンですか? 開花のピークは4月〜6月です。春の遠足や公園ピクニックの時期にちょうど重なります。地域によっては8月頃まで楽しめます。
Q. 花冠は何時間くらいもちますか? 摘んだ直後が一番きれいです。半日〜1日でしおれてくるため、作ったらすぐ写真撮影がおすすめです。
Q. 花冠が上手く閉じられません。コツはありますか? 最初の数本を「少し間隔をあけて」編むと、最後に輪にするときに余裕ができて閉じやすくなります。輪ゴムで仮止めして茎で巻くのも有効です。
Q. シロツメクサ以外の花でも花冠は作れますか? タンポポやレンゲなど、茎が細長くてやわらかい植物であれば同様に作れます。ただしタンポポは鮮度が落ちやすいので注意してください。
Q. 毒性はありますか?子どもが口に入れても大丈夫ですか? シロツメクサ自体に強い毒性はありませんが、農薬散布された場所や衛生的でない場所のものは口に入れないよう注意しましょう。遊んだ後は手を洗う習慣をつけてください。
Q. 四つ葉のクローバーがなかなか見つかりません。 一度見つかった場所には翌年も同じ株が生えやすいです。まずは公園の端っこや、よく踏まれる通路周辺を丁寧に探してみましょう。
まとめ
シロツメクサの遊び方は、花冠・ブレスレット・指輪・時計・四つ葉探し・葉笛・押し花・集めゲームと、バリエーション豊かです。道具も費用も一切かからず、春〜夏の公園でいつでも楽しめるのが最大の魅力です。
今日から始めるシロツメクサ遊び、3ステップです。
- 春〜夏(4月〜8月)に公園へ行く
- 茎の長いシロツメクサを20〜30本摘む
- 花冠・ブレスレットを作りながら、四つ葉も探してみる
ぜひ次の週末、お子さんの手をひいて公園へ出かけてみてください。

