「夜になると天井からカリカリ…バサバサ…という音がする」
最初はネズミかと思っていました。でも夕暮れ時にベランダから見上げると、家の軒下から黒い小さな影がパラパラと飛び立っていく。コウモリでした。
正直、最初は「忌避スプレーをシュッとやれば終わり」と甘く見ていました。ところがそれが大失敗の始まりで、結局プロの業者に依頼するまで3週間以上かかりました。狭山市周辺は、丘陵や川沿いの地形のせいでコウモリが定着しやすい条件が揃っています。この記事では、自分でやって失敗した体験も含め、正しい知識と対処の順番を整理します。
この記事でわかること:
- コウモリの住み着きサイン
- 鳥獣保護法の落とし穴
- 狭山市周辺で出やすい場所と時期
- 業者費用の相場と悪徳業者の見分け方
- 再発防止の侵入口ふさぎのタイミング
「自分だけで解決できるか不安」「今すぐ状況を診てほしい」という方は、まずはプロに現状を診断してもらうのが近道です。日本全国24時間対応の[害獣駆除110]なら、狭山市でもすぐに無料診断(※)が受けられるので、まずは被害が広がる前に相談してみる
ことをおすすめします。
※対応エリア・加盟店により、事前の告知なく調査費用等が発生する場合があります。
コウモリが住み着くサイン、見逃していませんか
コウモリは体長4〜8cm程度と小さく、わずか1cm強の隙間があれば侵入できます。だから「そんな小さい穴、うちにはない」という油断が一番危ない。
住み着いているサインは次の通りです。
- 天井・壁からカリカリ・バサバサ音がする(主に夜明け前・夕方)
- 軒下や屋根の隙間に黒いシミ・油汚れがある(体の油脂が付着)
- 玄関前や駐車場に黒い細長いフンが落ちている(ネズミのフンより細くて崩れやすい)
- 夕暮れ時に同じ場所から何匹も飛び立つのを目撃した
私の場合、「玄関タイルに細い黒いフンがあるな」と気づいたのが最初のサインでした。最初は鳥のフンと区別がつかなかったのですが、崩れやすく虫の羽などが混じっていたのがコウモリのフンの特徴でした。フンを発見したら、素手で触らずマスク・手袋着用で処理してください。感染症リスクがあります。
「自分で何とかしよう」が危険な理由:鳥獣保護法という現実
ここが最重要ポイントです。コウモリを自分で捕獲・殺傷するのは法律違反です。
日本に生息するアブラコウモリ(家に住み着く最も一般的な種)は、**鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)**の保護対象です。つまり、罠で捕まえる・叩き落とす・殺虫剤を使って殺すといった行為は、たとえ自分の家であっても違法になります。
違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
では何ができるのか。「追い出す」「入れない」の2つだけです。
- ✅ 忌避剤(スプレー・ジェル)で嫌がらせをして自発的に出ていかせる
- ✅ コウモリが出ていった後に侵入口を完全にふさぐ
- ❌ 捕獲・殺傷(違法)
- ❌ コウモリがいる状態での侵入口ふさぎ(閉じ込めになるためNG)
私が最初に試みた「忌避スプレーを噴射したら出ていくだろう」という方法は、手順が間違っていたのです。スプレーを撒いてもコウモリがまだ内部にいる状態で隙間をテープで塞いだため、一時的に別の隙間に移動しただけで根本解決になりませんでした。
狭山市・近隣エリアでコウモリが出やすい場所と季節
狭山市がコウモリ問題を抱えやすい理由には、地形的な背景があります。
狭山丘陵(西武ドームや宮沢湖周辺)は昆虫が豊富な緑地帯で、コウモリの餌場として最適です。また入間川・不老川沿いは水辺の昆虫が多く、コウモリが活発に活動するエリアです。これらの緑地・水辺に近い住宅地——入間川・水富・広瀬台・奥富・堀兼周辺——は特に出やすいと感じています。
季節別の動向は次の通りです。
| 時期 | コウモリの状態 | 対処タイミングとして |
|---|---|---|
| 4〜5月 | 越冬から覚醒・活動開始 | ◎ 駆除の最適期(繁殖前) |
| 6〜8月 | 繁殖・子育て期 | △ 子コウモリがいて難易度UP |
| 9〜10月 | 活動が活発・移動期 | ◎ 追い出しに比較的応じやすい |
| 11〜3月 | 越冬(冬眠中) | ✕ 追い出しが難しい・業者もNG推奨 |
最適な対処時期は4〜5月か9〜10月。 真夏は子育て中のため、子コウモリが内部に取り残されると腐敗・悪臭の原因になります。業者もこの時期の依頼は追加料金が発生することがあります。
業者に頼む前に知っておきたい:見積もり・費用相場・悪徳業者の見分け方
費用相場(2026年時点・参考値)
| 作業内容 | 相場(税込) |
|---|---|
| 調査・診断のみ | 無料〜1万円程度 |
| 忌避・追い出し処置 | 2万〜5万円程度 |
| 侵入口ふさぎ(軽微) | 1万〜3万円程度 |
| 侵入口ふさぎ(屋根全体) | 5万〜15万円以上 |
| フン清掃・消毒 | 2万〜8万円程度 |
| セット(追い出し+封鎖+清掃) | 8万〜20万円程度 |
家の規模・侵入口の数・フンの堆積量で大きく変わります。相見積もりは最低2社取ることを強くお勧めします。
悪徳業者の見分け方
業者選びで私が学んだ最重要チェックポイントは**「鳥獣捕獲等の許可証」の確認**です。コウモリの追い出し・処理を業として行う場合、各都道府県知事の許可が必要です。電話一本で「許可番号を教えてもらえますか?」と聞いて答えられない業者は候補から外してください。
その他の警戒サイン:
- 電話での即答見積もりが異様に安い(後から追加請求)
- 「今日だけ特別価格」「今すぐ決めないと割引なし」の圧力
- 作業前の書面(契約書)を出さない
- 「完全保証」と口頭では言うが保証書を渡さない
狭山市では市役所(環境課)に相談すれば、信頼できる業者の紹介や補助制度の有無を確認できます。 私が問い合わせたときは直接の補助金はありませんでしたが、「悪質業者への注意喚起リスト」を共有してもらえました。
私が実際にやった「忌避剤スプレー作戦」とその結果
正直に書きます。完全に失敗しました。
ホームセンターで「コウモリよけスプレー」(成分:ハッカ油・唐辛子エキス系)を購入し、軒下の隙間に向けてたっぷり噴射。「これで出ていくだろう」と思っていたら、翌日また同じ場所に戻ってきていました。
後から業者に言われたのは「スプレーだけでは根本的な追い出しにならない。コウモリは臭いが消えると戻ってくる」ということ。忌避剤は「出ていった後に侵入口をふさぐための補助」として使うもので、単体で解決する万能ツールではないのです。
さらに追い打ちをかけたのが、「出ていったと思って隙間にテープを貼ったら、実はまだ内部にいて別の穴から出入りするようになった」というミスです。内部に残ったコウモリを閉じ込めた形になり、かえって問題が複雑化しました。
DIYで解決しようとする場合でも、最低限以下のステップが必要です。
- 点検: 家の外周を夕方に見回り、コウモリが出入りする穴を全て特定する
- 追い出し: 忌避剤を使いながら、コウモリが出ていく夕方以降に作業する
- 確認: 数日間、全ての個体が出ていったことを確認する
- 封鎖: コウモリが戻る前(明け方前)に侵入口を完全にふさぐ
このステップを一人で正確にこなすのは、正直かなりハードルが高かったです。特に「全ての侵入口の特定」が素人には難しく、ここが抜けると再発します。
私も痛感しましたが、屋根の上や高所の隙間をすべて特定するのは、素人には限界があります。もし「自分でやるのは無理そうだ」と感じたら、無理せずプロの手を借りましょう。[害獣駆除110]は24時間365日受付で、現地調査も無料です。
私のように追い出しに失敗して被害を長引かせる前に、一度見積もりを取ってみるのが安心ですよ。
再発させないための対策:侵入口ふさぎのタイミングと注意点
コウモリを完全に追い出した後の「侵入口ふさぎ」が、再発防止の核心です。
使用素材
- 金属メッシュ(ステンレス製):主要な隙間には最適。コウモリはかじって広げることができない
- シリコンコーキング:小さなひび割れ・接合部に有効
- 防鳥ネット:換気口・軒先など広い開口部に
- ❌ スポンジ・布・木材:コウモリがかじったり、腐食したりするので不可
絶対に守るべきタイミング
コウモリが出ていった後、戻ってくる前(日没後1〜2時間のうち)が封鎖の鉄則。
朝に封鎖作業をするのは危険です。コウモリがまだ内部に残っている可能性があります。夕方にコウモリが飛び立つのを目視確認してから作業を開始してください。
また、1〜2か所ふさいだだけで「完了」と思わないこと。 私が業者に診てもらったとき、自分が気づいていなかった侵入口が3か所以上ありました。屋根の棟部分・雨どいと壁の隙間・換気扇カバーの劣化部分など、外から見えにくい箇所が盲点になります。
FAQ:狭山市でのコウモリ問題、よくある質問
Q1. 市役所に相談すれば無料で駆除してもらえますか? A. 残念ながら、狭山市を含む多くの自治体では、個人宅のコウモリ駆除は対応していません。市役所(環境課・生活環境担当)への相談は「情報提供・業者紹介の案内」にとどまります。費用は自己負担が基本です。
Q2. コウモリのフンは自分で掃除していいですか? A. 掃除自体は問題ありませんが、必ずN95以上のマスク・使い捨て手袋・ゴーグルを着用してください。コウモリのフンにはウイルスや寄生虫が含まれる場合があり、乾燥したフンを吸い込むことが感染経路になります。清掃後は次亜塩素酸ナトリウム系の消毒剤で処理してください。
Q3. 超音波グッズは効きますか? A. 試して分かったのは「効果は限定的」ということです。コウモリはエコーロケーション(反響定位)を使いますが、既に住み着いてしまったコウモリへの忌避効果は弱いという印象です。市販の超音波グッズは「侵入予防」程度に考えた方が無難です。
Q4. アパート・賃貸住宅でコウモリが出た場合は? A. 必ず先に大家・管理会社へ連絡してください。建物の構造上の問題であれば、管理者側の対応義務が生じる場合があります。自分で対処する前に連絡することで、費用負担の交渉ができます。
Q5. 一度追い出したら再発しませんか? A. 侵入口を完全にふさいでいれば再発リスクは大幅に下がります。ただし、コウモリは「以前住んでいた場所」に戻ろうとする習性があるため、翌シーズン(4〜5月)に外壁を点検する習慣をつけることをお勧めします。
Q6. 夜中に家の中にコウモリが入ってきた(室内)場合は? A. 窓と照明で誘導するのが基本です。部屋を暗くして窓を開ければ、コウモリは外へ出ていく場合があります。素手でつかまえようとしないこと(咬まれると狂犬病リスクがゼロではない)。出ていかない場合は厚手の手袋をして箱や布で包み、窓から外へ逃がします。
Q7. 業者に依頼してから完了まで何日かかりますか? A. 標準的には調査1日+追い出し処置数日〜1週間+封鎖・清掃1〜2日で、トータル1〜2週間程度かかることが多いです。コウモリの数・侵入口の数・季節によって変わります。
まとめ:狭山市でコウモリが出たときの正しい順番
- サインを確認(フン・音・飛び立ち目撃)
- 鳥獣保護法を理解して捕獲・殺傷は絶対にしない
- 季節を確認(4〜5月か9〜10月が動きやすい)
- 自分でやるか業者に頼むか判断(侵入口が複数・フンが大量なら迷わず業者へ)
- 業者は許可証確認・相見積もりで選ぶ
- 追い出し → 確認 → 封鎖の順番を守る
- 翌シーズンに点検して再発を防ぐ
私の失敗の教訓をまとめると、「忌避スプレーさえ撒けばOK」という甘い認識が一番の落とし穴でした。コウモリ問題は「追い出し」と「封鎖」のセットで初めて解決します。
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